現実に引き戻されて
2019 01/06 03:52

新年を実家で過ごして、
友だちと1年を労って、
お父さんの顔も見て、
有意義だったせいかな。

いつもより、心細い。

いつも支えてくれたのは、
恋人だったんだなって気付くのと
なんでも聞いてくれた同期の存在。
今が1番しんどいと言い聞かせて、
明日からの仕事に向かわなきゃ。

仕事は楽しい。
前よりももっと楽しい。
責任もあるけど、重いけど、
奏花にしかできないことがそこにある。

でも、ふとした時に思う。
誰かのためにと思ってたけど、
誰かのためって?

喧嘩になることや嫌われることを覚悟で、
褒めなかったし指摘した。
逆に指摘されることも多々あって、
今思えば素直さが足りなかったと
反省できるまでにはなった。

でもそれが良くなかった気がする。
誰かのために犠牲にしてやってきたことは
相手にはただの負担でしかなかった。
ストレスになり、プレッシャーになる。

奏花がダメにしてたんだ。

本当はもっと話し聞いて欲しくて
もっとでかけたくて、
もっと友だちにも親にも関わりたい。

自律してないといえばそこまでやけど、
足りてなかったのか。
奏花のしたかったことが。

奏花のしたいことを通したことで、
誰かが楽しくなくなるって思って
いつも譲ってきたけど、
本当はやりたいことがあったんだ。
彼はそれをさせてくれようとして、
あれこれプランを持ってきてくれたり
聞いてくれてたんだ。

なのに、きっと楽しくないからと、
言いきらなかった。
その場所に行っても、どこか気を使って
でも変なとこ意地になって。
今思えば面倒なやつだったなぁ。

かわいげのない奏花をいつ手放そうか
本当はずっと悩んでいたに違いない。
変に将来を期待させたことに
責任を感じてたのかもしれない。


不思議なことに、
連絡がかえってこないことや
連絡をし忘れていたことが
少しずつ気にならなくなってきている。
時間が解決するってこのことだったのか。
ねねちゃんのこともあって、
連絡をとっている部分もあったけど、
きっと彼の中ではねねちゃんはもう
どうでもいいのかもしれない。

命なのに。
大事な命で、育てているのは奏花なのに。

ねねちゃんはもう3歳になりました。
3歳になるまでに変わったこの環境は
良くも悪くも影響したと思う。
ねねちゃんが寂しがる素振りをみせないけど
奏花はずっとひっかかったまま。

本当に可愛ければ、大事であれば、
ねねちゃんを見たくて仕方ないのに。
ねねちゃんの名前を出すことすらなく、
時が過ぎていく。

奏花が相手だからかな。

もしこれが、人の子だったとしたら
より深刻な問題だった。
でも、ねねちゃんは学校に行く義務はないし、
お洋服代にお金がかかる訳では無い。

いい勉強になったといえばそこまで。

命が関わることはもうやめよう。


ねねちゃんは京都から帰ると
少し寂しそうな顔をする。
優しいお母さんと妹がいなくて、
またひとりぼっちの時間が増える。
ごめんね、寂しい思いをさせて。
奏花はねねちゃんがいてくれてるから
こうやって頑張ってこれたと思う。
ねねちゃんがいなかったら、
今頃ご飯も食べずに、
最低限度の生活しかしてこなかった。

今年も一緒に生活をして、
来年また実家に帰って、
去年よりももっとたくさん遊んで、
もっと思い出をつくろうね。

その約束ができない彼を可哀想な人だと
そう思っているし、
もったいないことをしているとも思う。

奏花はまだ不安定で、
迷うことの方が多い日々だけど、
ねねちゃんがいつも寄り添ってくれる。

それでいいよね。

泣きたくても泣き方が分からない。
甘え方もわからない。

弱音を吐く相手もいない。

可哀想なのは自分かもしれない。



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